ディミトリス・フリストフィアス 氏Demetris Christofias
政治家、元大統領[南キプロス]
2019年 6月21日 死去享年74歳
ディミトリス・フリストフィアス(ギリシア語: Δημήτρης Χριστόφιας、1946年8月29日 - 2019年6月21日)は、キプロス(南キプロス、ギリシャ系キプロス)の政治家。
同国第6代大統領を務めた。
マルクス・レーニン主義を掲げる共産主義政党の労働人民進歩党(AKEL)党員。
北キプロス・トルコ共和国(トルコ系キプロス)との再統合(分断の経緯についてはキプロスの項目内にあるキプロス問題の節を参照)、イギリスからの独立後もキプロス島に残るイギリス軍基地の閉鎖を公約としている。
2001年6月7日から2008年2月28日の大統領就任まで国会議長を務めていた。
来歴=
1946年8月29日、当時はイギリスの植民地であったキプロス島北部のキレニア地区ディコモ(現在は北キプロス領)に生まれる。
全キプロス労働連盟の創設メンバーであった父の影響から、若くして共産主義運動に従事。
学生時代にAKELの青年部に相当する統一民主青年機構(EDON)に加入し、1969年にはEDON中央委員会委員に選ばれた。
中央委員に選ばれた1969年から1974年の約5年間、ソ連のモスクワにある社会科学院および社会科学アカデミーに留学した。
帰国後、AKELの政治家としての活動を本格化させ、1977年にはEDONの総書記となる(1987年まで在任)。
1976年には青年部たるEDONから、AKEL本体の地方委員会委員に選出され、AKEL内での地位を高めていく。
1982年、フリストフィアスはAKEL中央委員会委員に就任した。
その後もAKEL政 ……
ディミトリス・フリストフィアスさんが亡くなってから、5年と176日が経ちました。(2002日)