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加藤典洋 氏(かとうのりひろ)

文芸評論家[日本]

(早稲田大学名誉教授)

2019年 5月16日 死去肺炎享年72歳

加藤 典洋(かとう のりひろ、1948年(昭和23年)4月1日 - 2019年(令和元年)5月16日)は、日本の文芸評論家、早稲田大学名誉教授。
講談社ノンフィクション賞、小林秀雄賞選考委員。
『「アメリカ」の影』(1985年)で注目される。
文学、政治、歴史認識と広く戦後日本の社会を独自の視点で考察。
著書に『敗戦後論』(1997年)、『日本の無思想』(1999年)、『言葉の降る日』(2016年)、『敗者の想像力』(2017年)などがある。
来歴・人物= 山形県山形市出身。
山形県立山形東高等学校を経て、1972年東京大学文学部仏文学科を卒業。
1985年に『アメリカの影』でデビューする。
雑誌『思想の科学』に1980年代からかかわり、第八次『思想の科学』(1993-1996)の編集委員をつとめた。
現代文学・思想史・政治・歴史認識と幅広く発言。
2019年5月16日に肺炎のため死去した。
職歴= 国立国会図書館職員(1978年から1982年はモントリオール大学東アジア研究所に派遣) 1986年 - 明治学院大学国際学部助教授 1990年 - 2005年3月 同 教授 2005年4月 - 2014年3月 早稲田大学国際教養学部教授 受賞歴= 1997年、『言語表現法講義』で第10回新潮学芸賞。
1998年、『敗戦後論』で第9回伊藤整文学賞評論部門。
2004年、『テクストから遠く離れて』と『小説の未来』で第7回桑原武夫学芸賞。
エピソード= この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。
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加藤典洋さんが亡くなってから、5年と190日が経ちました。(2016日)