ホルスト・ブッフホルツ 氏Horst Buchholz
俳優[ドイツ]
2003年 3月3日 死去肺炎享年71歳
ホルスト・ブッフホルツ(Horst Buchholz、1933年12月4日 - 2003年3月3日)は、ドイツの俳優。
ホルスト・ブーフホルツとも表記。
日本では黒澤明監督の映画『七人の侍』をハリウッドでリメイクした映画『荒野の七人』(1960年)で広く知られている。
戦後ドイツ映画界が産んだ国際俳優の一人。
来歴=
『荒野の七人』(1960年)
ベルリン出身。
15歳で初舞台に立ち、舞台とラジオで活躍した後、1952年に映画デビュー。
1950年代には「ドイツのジェームス・ディーン」と呼ばれ、人気を博した。
1957年に出演した旧西ドイツ映画『Bekenntnisse des Hochstaplers Felix Krull』(日本未公開。
英語題名は『The Confessions of Felix Krull』)は第15回米国ゴールデングローブ賞外国語映画賞を受賞。
1960年代にはハリウッドに進出し、一躍国際的に名が知られるようになった。
1961年の映画『ファニー』は第34回米国アカデミー賞で作品賞など各賞にノミネートされている。
舞台でもブロードウェイに招かれ、1959年のシドニー=ガブリエル・コレット原作『Chéri』、1963年の『Andorra』に出演。
1970年代からは主にテレビ映画やドイツ映画に出演し、1984年の映画『Wenn ich mich fürchte』(日本未公開)でドイツ映画賞主演男優賞を受賞。
1991年のハリウッド映画『エイセス/大空の誓い アイアンイーグルIII』では千葉真一(JJサニー千葉)と共演している。
1990年代には他に、ヴィム・ヴェンダース監督の映画『時の翼にのって/ファラウ ……
ホルスト・ブッフホルツさんが亡くなってから、21年と264日が経ちました。(7934日)