ウラジミール・プレローグ 氏Vladimir Prelog
化学者[ユーゴスラビア→スイス]
(ノーベル化学賞受賞)
1998年 1月7日 死去享年93歳
ウラジミール・プレローグ(Vladimir Prelog, 1906年7月23日 – 1998年1月7日)はスイスの化学者。
1975年に「自然界の化合物と立体化学の研究への貢献」によって、ジョン・コーンフォースとともにノーベル化学賞を受賞した。
来歴・人物=
プラハ、ザグレブ、チューリヒで生活した。
プレローグはボスニアヘルツェゴビナ(当時のオーストリア・ハンガリー帝国)のサラエヴォで、クロアチア人の両親の元に生まれた。
1915年、子供の頃にザグレブに転居した。
ザグレブとオシエクで教育を受け、1929年にプラハのチェコ工科大学を卒業して工業化学の学位を取った。
教師のエミール・ボトチェックと助手のルドルフ・リュークスの影響で有機化学に興味を持った。
化学の博士号を取った後、彼はプラハにある G.J. Dríza の私設の研究所で、市販されていない珍しい化合物を製造する仕事に就いた。
残りの時間は、カカオの幹からアルカロイドを探すという彼個人の研究のために割かれた。
ザグレブでの仕事=
1935年、彼はザグレブ大学の工学部に招かれ、有機化学を教える職を得た。
彼は工業化学も教えた。
協力者と学生の助け、そしてクロアチアの製薬会社Plivaの財政援助を受けて、彼はキニーネとその化合物の研究を始めた。
この研究の結果、最初の市販スルホンアミドの一種であるストレプタゾールの開発に成功した。
ここで行われた科学的成果としては、モラヴィアの油田から単離されていた ……
ウラジミール・プレローグさんが亡くなってから、26年と318日が経ちました。(9815日)