ダニエル・ダリュー 氏Danielle Darrieux
女優[フランス]
2017年 10月17日 死去享年101歳
ダニエル・ダリュー(Danielle Darrieux、本名: ダニエル・イボンヌ・マリー・アントワネット・ダリュー、1917年5月1日 - 2017年10月17日)は、フランスの女優。
110以上の映画に出演しているフランス古典派美人女優の代表格。
来歴=
医者の娘としてフランス南西部ボルドーで生まれる。
その父親は第一次世界大戦の間、フランス軍に勤めていたが、彼女が7歳の時死んだ。
ダリューはその後パリで育って、音楽学校でチェロを学んだ。
14歳の時、『ル・バル』 (1931) の主役で映画デビュー。
1936年、シャルル・ボワイエと共演した『うたかたの恋』で悲恋の令嬢マリーを演じ、一躍国際的なスターとなる。
第二次世界大戦の間、フランスがドイツ軍占領下にもかかわらず、しばらく演劇活動を続けたため、彼女は同胞によってひどく批判された。
しかし、映画会社から、ドイツに彼女の兄弟を追放すると脅迫されていたので、ダリューは従わざるを得なかった。
戦後は、『輪舞』 (1950)、『赤と黒』 (1954)、『チャタレイ夫人の恋人』 (1955) のような文芸作品で人気を博した。
ただし、『チャタレイ夫人の恋人』は、そのエロチックな内容のため、アメリカではカトリック検閲官によって放映禁止となった。
1960年代には歌手としてコンサート活動を行い、レコードも出している。
1970年にはブロードウェイ・ミュージカル『Coco』にキャサリン・ヘプバーンの代役として主演。
1980年代にはパリの劇場でミュ ……
ダニエル・ダリューさんが亡くなってから、7年と35日が経ちました。(2592日)