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曽根博義 氏(そねひろよし)

元日本大学教授・日本近代文学[日本]

2016年 6月19日 死去間質性肺炎享年77歳

曾根 博義(そね ひろよし、1940年(昭和15年)2月3日 - 2016年(平成28年)6月19日)は、日本近代文学研究者・文芸評論家。
日本大学名誉教授。
日本近代文学館常務理事などを務めた。
日本近代文学者として、伊藤整や井上靖、福永武彦らを研究、全集編集などを担当した。
静岡県出身。
略歴・人物= 1958年(昭和33年)、静岡県立静岡高等学校卒業。
1963年(昭和38年)、東京大学経済学部卒業。
二年間サラリーマンをした後、1966年(昭和41年)に『伊藤整の方法』が群像新人文学賞評論部門の優秀作に選ばれる。
以後『群像』などに文藝評論を書き、日本大学芸術学部非常勤講師を経て、1972年(昭和47年)より、同文理学部専任講師などを経て日本大学文理学部国文学科教授。
2010年(平成22年)定年退任、名誉教授。
『伝記伊藤整』は堅牢な実証的伝記で伊藤整研究の基礎文献である。
また「雑誌の発売日」(『國文學』1988年6月)は、近代文学研究者必携の論文である。
教え子に吉本ばなながおり、『キッチン』福武文庫版の解説を担当した。
2016年6月19日に間質性肺炎のため死去。
76歳没。
著書= 『伊藤昌整』北書房「雪明りの叢書」 1975。
文庫版 『伝記 伊藤整』六興出版 1977 『伊藤整とモダニズムの時代 文学の内包と外延』花鳥社 2021 『私の文学渉猟』夏葉社 2021 編著= 伊藤整『小説の方法』筑摩書房(筑摩叢書)1989。
注解 『未刊行著作集12 伊藤整』白地社 1994 『新文学研究 ……

曽根博義さんが亡くなってから、8年と155日が経ちました。(3077日)

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