ジョヴァンニ・カッシーニGiovanni Domenico Cassini
天文学者[イタリア]
1712年 9月14日 死去享年82歳
ジョヴァンニ・ドメニコ・カッシーニ(伊: Giovanni Domenico Cassini、1625年6月8日 - 1712年9月14日)は、イタリア出身のフランスの天文学者。
ジェノヴァ共和国のペリナルドで生まれ、1673年にフランスに帰化してジャン=ドミニク・カッシーニと名乗った。
土星の4つの衛星を発見したほか、惑星観測で様々な功績を残している。
1666年 - 木星、火星の自転周期を算出。
1668年 - 木星の4衛星の運行表を作成。
1671年 - 土星の衛星イアペトゥスを発見。
1672年 - 土星の衛星レアを発見。
1675年 - 土星の輪は複数の輪で構成されていることを発見(A輪とB輪の隙間にはカッシーニの間隙と名付けられた)。
1680年 - 月面図を作成。
1684年 - 土星の衛星ディオネを発見。
同上年 - 土星の衛星テティスを発見。
1997年に打ち上げられたアメリカ航空宇宙局の土星探査機カッシーニ、月面のクレーターと火星のクレーターの名前が、彼にちなんで命名された。
天文学=
カッシーニは、25歳でボローニャ大学の天文学の教授となった。
パンザノの天文台に1648年から1669年まで勤めた。
1669年4月、ルイ14世の招聘を受けてパリに移住し、以後1712年に亡くなるまでパリに在住した。
1671年9月14日にパリ天文台が完成すると天文台内の住居に移り住み、翌月10月25日には土星の衛星イアペトゥスを発見した。
これは、タイタンに次いで2番目に発見された土星の衛星となった。
1673年、新しい国になじむためジャン=ドミ ……
ジョヴァンニ・カッシーニが亡くなってから、312年と28日が経過しました。(113986日)