パパ・ウェンバ 氏Papa Wemba
ルンバ歌手[コンゴ民主共和国]
2016年 4月24日 死去享年68歳
パパ・ウェンバ(Papa Wemba)は、ベルギー領コンゴ(ザイール、コンゴ民主共和国)出身のミュージシャン。
来歴=
1969年、コンゴ民主共和国(当時はザイール)・キンシャサにて、Zaiko Langa Langa(ザイコ・ランガ・ランガ)の結成に参加。
このバンドはキューバ音楽の影響を残していたフランコ&OKジャズ、タブ・レイ・ロシュロー、ドクトゥール・ニコなどの第二世代に対し、ロックの影響を受けた第三世代として、新しいリンガラ・ミュージック(スークース)を始めたと評され、一躍国民的な人気者となる。
1974年、Isifi Lokole(イシフィ・ロコレ)を結成。
1975年、Yoka Lokole(ヨカ・ロコレ)を結成。
1977年、自らのバンド、Viva La Musica(ヴィヴァ・ラ・ムジカ)を結成。
このバンドは、才能に恵まれているが、まだ知られていない若いアーティストを中心にメンバーを構成した。
すぐにヒット曲を連発して、若い世代を中心に圧倒的な支持を得る。
また、映画にも主演して、幅広い活動を続けた。
1986年、活動の中心をパリに移し、ワールド・ミュージック・ブームの仕掛け人と言われたフランス人プロデューサー、マルタン・メソニエが手掛けた、初めて世界中に向けたアルバム『Papa Wemba』を発売。
ユッスー・ンドゥール、サリフ・ケイタと並び、アフリカ音楽シーンから世界へと進出して、その名を轟かせた。
同年に初来日公演を行う。
1991年『Le Voyageur』、1995年『Emotion』、1998年『Molokai ……
パパ・ウェンバさんが亡くなってから、8年と211日が経ちました。(3133日)