大沢知宏 氏(おおさわともひろ)
元陸上選手[日本]
(ソウル五輪日本代表)
2016年 4月6日 死去膵臓がん享年48歳
大沢 知宏(おおさわ ともひろ、1969年4月2日 - 2016年4月6日)は、埼玉県出身の元陸上競技選手・元陸上競技指導者。
1988年ソウルオリンピックの日本代表。
経歴=
中学時代は野球部に所属。
松山高等学校入学後に陸上に転向した。
高校2年時にインターハイ男子100mで3位。
3年時のインターハイ男子100mでは、ディフェンディングチャンピオンの名倉雅弥、高校生ながら男子100mの日本記録(手動計時)を樹立していた中道貴之を抑えて優勝した。
更にアンカーを務めた男子4×100mリレーも優勝に貢献し、男子100mとの大会2冠を達成。
総合優勝に貢献し、最優秀選手賞に選出された。
早稲田大学時代には、1年時の1988年に日本選手権男子100mで2位に入り、ソウルオリンピックの日本代表に選出。
大会では男子100mに出場を果たしたが、1次予選で敗退した。
大学で競技生活を終了し、卒業後は一般企業に勤めたが、週末には母校の早稲田大学で陸上競技部短距離コーチを務めた。
コーチ退任後は家業の牛乳製造販売に専念した。
2016年の年明けから体調を崩すと、膵臓癌と判明してから2ヶ月も経たず、2016年4月6日に東京都豊島区の病院で亡くなった。
47歳没。
主要大会成績=
備考欄の記録は当時のもの
国際大会=
年
大会
場所
種目
結果
記録
備考
大沢知宏さんが亡くなってから、8年と229日が経ちました。(3151日)