キャロライン・シューメーカー 氏Carolyn Jean Spellmann Shoemaker
天文学者[アメリカ]
2021年 8月13日 死去享年93歳
キャロライン・ジーン・スペルマン・シューメーカー(英: Carolyn Jean Spellmann Shoemaker、1929年6月24日 - 2021年8月13日)は、ニューメキシコ州ギャラップ生まれのアメリカ人天文学者。
1993年3月24日(現地時間)、夫のユージン・シューメーカー、アマチュア天体観測者ディヴィッド・レヴィとともにシューメーカー・レヴィ第9彗星を発見した。
父レナード、母ヘイゼルのスペルマン夫妻のもとに生まれる。
カリフォルニア州チコ市立チコ高校を卒業、1950年、カリフォルニア工科大学に勤務していた兄リチャードの同居人だったユージン・シューメーカーと知り合い、翌1951年に結婚。
一男二女に恵まれた。
個人での彗星の最多発見記録を持っている。
結婚まで天文学の知識はなかったが、50代になり子供たちが育って余裕のできた1980年から、カリフォルニア工科大学のパロマー天文台で夫と共に地球近傍小惑星や彗星の観測を始めた。
1980年代から90年代にかけて、同天文台で撮った広域写真を立体視することにより、恒星に対して移動している星を探した。
1997年7月18日、オーストラリア・アリススプリングス付近でクレーターの調査中に、乗っていた車の衝突事故により夫のユージンを失う。
キャロラインは肋骨を折る重傷を負ったが助かった。
2002年までに、32の彗星と800を超える小惑星を発見している。
北アリゾナ大学から名誉科学博士号(1990年)を、歴史学と政治科学の修士号はチコ州立大学( ……
キャロライン・シューメーカーさんが亡くなってから、3年と100日が経ちました。(1196日)