岡本おさみ 氏(おかもとおさみ)
作詞家[日本]
2015年 11月30日 死去心不全享年74歳
岡本 おさみ(おかもと おさみ、1942年1月15日 - 2015年11月30日)は、日本の作詞家。
経歴・人物=
鳥取県米子市出身。
鳥取県立米子東高等学校、日本大学卒業。
兄は浅見光彦ミステリーなどを手掛けた脚本家の岡本克己。
放送作家から作詞家に転身し、主にフォーク黎明期に活躍した。
作曲者としての吉田拓郎とのコンビで知られ、森進一が歌って第16回日本レコード大賞を受賞した「襟裳岬」をはじめ多くの作品を生んだ。
1980年にリリースされた吉田拓郎のアルバム『アジアの片隅で』では、岡本らしいメッセージ性の濃い歌詞を提供している。
強烈なメッセージ性を有した表題曲「アジアの片隅で」は12分を超える大作である。
SIONとはデビュー前から交流があり、音楽雑誌の新譜ジャーナルで連載していた『うたのことばが聴こえてくる』でデビュー前のシオンや共同作業中の詞を紹介している。
ちなみに1985年にSIONが自主製作でリリースしたミニアルバム『新宿の片隅で』の歌詞「街は今日も雨さ」「俺の声」「クロージング・タイム」「ノック・オン・ザ・ハート」は全曲岡本とSIONの共作である。
1986年のメジャーデビューアルバム『SION』においては前述の数曲以外に「SORRY BABY」「レストレス・ナイト」「コンクリート・リバー」を、同年の1stシングルでは「俺の声」のカップリング曲「ハード・レイン」の歌詞も共作している。
1993年には作曲家の水野修孝と組んでミュージカル『泣きたく ……
岡本おさみさんが亡くなってから、8年と357日が経ちました。(3279日)