鈴木雅洲 氏(すずきまさくに)
産婦人科医[日本]
(日本初の体外受精に成功)
2015年 11月23日 死去膵臓がん享年95歳
鈴木 雅洲(すずき まさくに、1921年(大正10年)5月21日 - 2015年(平成27年)11月23日)は、日本の産婦人科医、東北大学名誉教授。
仙台市青葉区出身。
東京帝国大学医学部卒。
1955年東北大学より医学博士の学位を取得。
東北大学医学部産婦人科教室、1964年新潟大学医学部教授、1970年東北大学医学部教授。
1983年日本で初めて体外受精児の誕生に成功、1992年顕微鏡下での授精による出産を成功させる。
1985年東北大退官、名誉教授、小山市民病院院長、1986年スズキ病院(現・スズキ記念病院)院長。
2015年、「ヒト体外受精・胚移植の確立と普及に関する研究」により日本学士院賞を受賞。
著書=
『妊娠と内科疾患』金原出版、1966 新臨床医学文庫
『産婦人科X線診断図譜』金原出版、1969
『産科学入門』南山堂、1970
『婦人科学入門』南山堂、1974
『体外受精 成功までのドキュメント』共立出版、1983
『鈴木雅洲教授の不妊症と体外受精』主婦の友社、家庭の医学シリーズ、1991
共編著=
『リンパ系造影法の臨床』編 医学書院、1965
『出生前の医学 先天異常の基礎と臨床』村上氏広、馬場一雄共編 医学書院、1968
『現代産科婦人科学大系』全20巻 坂元正一、倉智敬一共編集 中山書店、1970-76
『産婦人科医のための医学エレクトロニクス』編集 南江堂、1973
『超音波と妊娠』村中篤共編 診断と治療社、1974
『産婦人科診療図譜』全4巻 共編集 金原出版、1980-82
『産婦人科薬物療法』編 南江堂、1981
『周産期脈波学』 ……
鈴木雅洲さんが亡くなってから、8年と364日が経ちました。(3286日)