カメハメハ3世Kamehameha III
ハワイの王[ハワイ王国]
1854年 12月15日 死去享年42歳
カメハメハ3世(カメハメハ3せい、Kamehameha Ⅲ、カウイケアオウリ Kauikeaouli 1813年8月11日 - 1854年12月15日)は、ハワイ王国第3代の王(在位1825年 - 1854年)。
1825年、麻疹の感染でイギリス渡航中に客死した兄カメハメハ2世の跡を受けて即位。
1832年までは義母カアフマヌが摂政を務めた。
カアフマヌはカメハメハ2世に洗礼を施し、ハワイの伝統的信仰を廃するなどしている。
当時ハワイは重要な捕鯨地域として、また砂糖の産地として注目されていた。
こうした中、カメハメハ3世は王国の改革に努め、1840年にハワイ語の憲法を制定し、1840年代半ばにはイギリス、フランス、アメリカから独立国として承認された。
しかし、憲法制定後の政府では白人が要職を握り、ハワイ人が主体的に政治参加することが妨げられていた。
近代的な土地制度も導入されたが、私有観念の希薄なハワイ人が土地を失う結果に終わった。
カメハメハ3世は実妹のナヒエナエナと愛し合い、妹との間に息子を儲けている。
1854年死去、甥のカメハメハ4世が跡を継いだ。
名言=
"Ua Mau ke Ea o ka ʻĀina i ka Pono"(「土地の生命(≒主権)は正義によって永続する」)- 現在ではハワイ州の標語となっている。
参考文献=
^ デビッド・ドブズ. “王家にはなぜ近親婚が多いのか?”. ナショナルジオグラフィック. 2020年8月10日閲覧。
^ 森出じゅん (2018年8月1日). “ナヒエナエナ王女”. ハワイ州観光局. 2020年8月10日閲 ……
カメハメハ3世が亡くなってから、169年と305日が経過しました。(62032日)