益子修 氏(ますこおさむ)
三菱自動車工業 元会長[日本]
2020年 8月27日 死去心不全享年72歳
益子 修(ますこ おさむ、1949年2月19日 - 2020年8月27日)は、日本の実業家。
三菱自動車工業の代表取締役会長・社長・最高経営責任者(CEO)を務めた。
来歴=
東京都生まれ。
海城高等学校を経て、早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。
1972年に三菱商事へ入社。
同社で自動車畑を歩み、韓国、インドネシアなどの商圏拡大に辣腕を振るった。
2003年より同社執行役員・自動車事業本部長に就任。
2000年と2004年の大規模なリコール隠しの発覚により、深刻な経営危機に瀕していた三菱自動車工業の再建を託されて同社へ転籍し、代表権を有する常務取締役(海外事業統括)へ就任し、翌2005年1月から同社の代表取締役社長となった。
主に、コスト削減や商品の絞り込みを行い、経営再建の目処を立てた。
2014年6月、相川哲郎に社長職を譲って会長に就任。
あわせて新設されたCEO職を兼務する。
2009年6月、世界初となる量産型の電動自動車、i-MiEV(アイ・ミーブ)を発表した。
2016年、軽自動車燃費不正問題が発覚。
同年6月24日、相川の退任に伴って社長に復帰し、会長兼社長兼CEOとなった。
同年10月、日産自動車が三菱自動車の筆頭株主となり、カルロス・ゴーンが会長に就任。
益子は辞意を表明していたが、ゴーンの慰留により社長兼CEOを続けることとなった。
2017年6月の株主総会で、益子はCEOのみの肩書とすることを自ら発表した。
2018年11月、ゴーンが東京地方検察庁特別捜査部に逮捕 ……
益子修さんが亡くなってから、4年と86日が経ちました。(1547日)