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樋渡宏一 氏(ひわたしこういち)

東北大学名誉教授・細胞生物学[日本]

2009年 3月7日 死去細菌性肺炎享年89歳

樋渡 宏一(ひわたし こういち、1921年2月11日 - 2009年3月7日) は、日本の細胞生物学者、遺伝学者。
東北大学名誉教授。
元日本学士院会員。
日本における、ゾウリムシを用いた生物学研究の先駆者とされる。
人物・経歴= 宮城県仙台市生まれ。
旧制盛岡中学校(現・岩手県立盛岡第一高等学校)、盛岡高等農林学校(現・岩手大学農学部)を経て、東北帝国大学理学部を卒業後、東北帝国大学大学院特別研究生となる。
山形大学講師に赴任後、東北大学教育学部で教授に就任、宮城教育大学教授を経て、1968年に東北大学理学部教授となる。
東北大学理学部教授時の1971年に日本動物学会賞を受賞した。
1984年に定年退職し、東北大学名誉教授となる。
1989年に石巻専修大学教授に就任し、1995年に定年退職した。
同年、勲三等旭日中綬章を受章する。
1997年、日本学士院会員(第2部第4分科)となる。
このほか、ミュンスター大学客員教授、ハルビン師範大学顧問教授、華東師範大学名誉教授、日本遺伝学会・日本動物学会・日本基礎老化学会の各名誉会員といった名誉称号を得た。
また、ドイツ原生動物学会からはエドアルド・ライヘナウ メダルを贈られている。
2009年、肺炎のため仙台厚生病院で死去。

樋渡宏一さんが亡くなってから、15年と259日が経ちました。(5738日)

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