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木村杏園(きむらきょうえん)

日本画家・南画[日本]

1957年 8月22日 死去享年73歳

日本画家・木村杏園、本名・久治は、8月22日幽門狭搾症のため、京都市上京区の自宅で逝去した。享年72歳。染色家木村雨山の兄にあたる。明治18年8月18日、石川県金沢市に生まれた。初め金沢の南画家大西金陽について学び、大正9年頃から京都に出て橋本関雪に師事した。その後中国に遊学、南画の研鑽に努め、水墨、淡彩による山水花鳥を得意とした。大正11年第4回帝展に「山水二題」を発表して以来、帝展、日本南画院展、聖徳太子展その他に入選を続け、日展創設後は同展に作品を送つていた。また日本名勝絵百図を制作発表し、黄檗山万福寺方丈広間の襖絵「瀟湘八景」等の大作もある。(引用元・日本美術年鑑 昭和33年版)

関連作品

木村杏園が亡くなってから、66年と237日が経過しました。(24344日)