ダンカン・ルース 氏Robert Duncan Luce
科学者[アメリカ]
2012年 8月11日 死去享年88歳
ダンカン・ルース(Robert Duncan Luce, 1925年5月16日 - 2012年8月11日)は、アメリカ合衆国の科学者・カリフォルニア大学アーバイン校認知科学教授。
略歴=
1945年にマサチューセッツ工科大学で航空工学の学士号を取り、1950年には同校で数学の博士号を取得した。
1954年にコロンビア大学で数理統計学と社会学の助教授に就任。
1957年から1959年までハーバード大学でフェローとして研究を行った後、1959年にペンシルベニア大学の数学の教授、1968年には心理学の教授となった。
1969年初めにプリンストン高等研究所を訪れ、1972年からはカリフォルニア大学アーバイン校に勤めたが、1976年に心理学教授としてハーバード大学に戻った。
1972年に、基礎計測、効用理論、精神物理学、数理行動科学などに対する業績で全米科学アカデミーのメンバーに選ばれた。
1988年には認知科学の教授としてカリフォルニア大学アーバイン校に戻り、1988年から1998年には数理行動科学研究所所長を務めた。
2003年に数理心理学の業績でアメリカ国家科学賞を受賞した。
2012年8月11日、死去。
87歳没。
出典=
A Lifetime of Calculating Choices. Stephanie Bowen, The Social Science Journal, UC Irvine, 2004.
Duncan Luce as a Measurement Theorist. Patrick Suppes, in Choice, Decision and Measurement (A. A. J. Marley, ed.), Lawrence Erlbaum Associates, 1997, pp. 103?109.
Decision Science Researcher Profile: Duncan Luce Awarded 2003 Medal of Science, Decision Science News, 2005.
Curriculum vitae
ダンカン・ルースさんが亡くなってから、12年と102日が経ちました。(4485日)