木津川昭夫 氏(きつかわあきお)
詩人[日本]
2012年 5月22日 死去呼吸不全享年84歳
木津川 昭夫(きつかわ あきお、1929年(昭和4年)10月28日- 2012年(平成24年)5月22日)は、日本の詩人。
北海道滝川市生まれ。
旧制滝川中学校(現北海道滝川高等学校)卒業。
戦後から詩作を始め、新十津川町の同人誌「道標」を経て、更科源蔵主宰の札幌市の詩誌「野性」に参加。
「文芸首都」にも参加した。
上京後、1973年に「ホルン」、1977年「曠野」を創刊。
同人に狩野敏也、矢口以文など。
「火牛」「青い花」「日本未来派」同人。
2001年から2002年にかけて、日本現代詩人会会長をつとめた。
受賞・候補歴=
1997年 「迷路の闇」で第30回小熊秀雄賞を受賞する
1999年 「竹の異界」で第32回日本詩人クラブ賞を受賞する
2001年 「掌の上の小さな国」で第13回富田砕花賞を受賞する
著作=
「幻想的自画像」 潮流社、1971
「雪の痛み」 ホルン社、1975
「夢の構造」 昭森社、1979
「鳥たちの祭り」 晴文社、1980
「木津川昭夫詩集」 芸風書院、1982
「氷見」 荒地出版社、1984
「凩と鳥語の男」 砂子屋書房、1989
「迷路の闇」 砂子屋書房、1996
「竹の異界」 砂子屋書房、1998
「セントエルモの火」 土曜美術社、1999
「新編 木津川昭夫詩集」 土曜美術社(日本現代詩文庫28)、1999
「掌の上の小さい国」 思潮社、2002
「生と変容 詩論・エッセー集1」 土曜美術社、2003
「禁猟区」 土曜美術社、2003
「詩と遊行 詩論・エッセー集2」 土曜美術社、2005
参考文献=
北海道文学館編「北海道文学百景 ……
木津川昭夫さんが亡くなってから、12年と183日が経ちました。(4566日)