加藤幸雄 氏(かとうさちお)
心理学者[日本]
2018年 11月25日 死去享年72歳
加藤 幸雄(かとう さちお、1947年2月3日 - 2018年11月25日)は、日本の心理学者、臨床心理士。
日本福祉大学名誉教授。
専門は臨床心理学、社会心理学、非行・青少年心理、司法福祉。
日本福祉大学学長、日本司法福祉学会常任理事・学会長、愛知県公園協会理事などを務める。
人物=
愛知県名古屋市出身。
少年の非行心理、犯罪心理、司法福祉について、心理学の見地から研究している。
被告人の心理鑑定を担当した主な少年事件には、名古屋アベック殺人事件、市川一家4人殺害事件、木曽川・長良川連続リンチ殺人事件(以上3件はいずれも死刑求刑事件)などがある。
また、少年事件における犯罪鑑定報告を多数行っている。
愛知県立刈谷工業高等学校の男子生徒が2011年6月に自殺した問題についての第三者委員会委員長を務めている。
2018年11月25日に脳挫傷の後遺症のため死去。
71歳没。
叙従七位。
経歴=
1970年 - 名古屋大学教育学部教育心理学科卒業
1970年 - 家庭裁判所調査官
1988年 - 日本福祉大学社会福祉学部社会福祉学科教授
1993年 - 日本福祉大学学生部長
1997年 - 日本福祉大学学長補佐兼総合企画室長、学校法人法音寺学園(現・学校法人日本福祉大学)理事
1999年 - 日本福祉大学副学長
2001年 - 日本福祉大学通信教育部長
2009年 - 日本福祉大学学長
2013年 - 日本福祉大学名誉教授
著作=
『青春と非行 非行の発達心理学』(ミネルヴァ書房、1980年)
『司法福祉の焦点 少年司法分野を中心 ……
加藤幸雄さんが亡くなってから、5年と362日が経ちました。(2188日)