森和夫 氏
横須賀水産〈現・東洋水産〉創業者[日本]
2011年 7月14日 死去肺炎享年95歳
森 和夫(もり かずお、1916年(大正5年)4月1日 - 2011年(平成23年)7月14日)は、日本の実業家。
東洋水産創業者。
静岡県賀茂郡田子村(現在の西伊豆町)出身。
静岡県立豆陽中学校(旧制)(後の静岡県立下田高等学校)、水産講習所(現在の東京海洋大学)卒業。
略歴=
実家は元々漁業を営んでいたが、父の代で冷蔵製氷業に転じ、1919年(大正8年)に田子製氷株式会社(2007年(平成19年)に東洋水産に吸収合併される)を設立し、田子村で冷蔵庫を運営していた。
和夫は水産講習所卒業後水産会社に就職するが、間もなく徴兵され、旅順の陸軍予備士官学校を経て1939年(昭和14年)のノモンハン事件に従軍。
所属していた部隊がほとんど全滅に近い被害を受ける中、かろうじて生き残り帰国する。
その後1944年(昭和19年)に結婚するがその1ヵ月後に再び徴兵され、終戦後中国大陸で約半年間捕虜生活を送った後1946年(昭和21年)に帰国した。
帰国後、当初就職した水産会社が塩竈市に設立した子会社に配属され取締役にまで昇進するが、同社の経営が間もなく行き詰まり、任意整理の形で同社を廃業。
その後1950年(昭和25年)に、水産講習所時代の同級生と共に、横須賀市内で売りに出ていた冷蔵庫を買い取ると同時に同市内に「横須賀冷蔵庫株式会社」を設立。
さらに1953年(昭和28年)には同社の東京支店を負債ごと買い取る形(現代で言うマネジメント・バイアウト(MBO))で「横須賀水産株式 ……
故森和夫氏(東洋水産創業者、7月14日死去)のお別れの会 9月14日正午から東京都港区虎ノ門2の10の4のホテルオークラ東京本館「平安の間」で。お別れの会代表は堤殷東洋水産社長。(2011/08/24-12:16)
森和夫さんが亡くなってから、13年と131日が経ちました。(4879日)