ジョゼ・サラマーゴ 氏José de Sousa Saramago
作家[ポルトガル]
(ノーベル文学賞受賞)
2010年 6月18日 死去多臓器不全享年87歳
ジョゼ・サラマーゴ(José de Sousa Saramago ポルトガル語発音: [ʒuˈzɛ ðɨ ˈsozɐ sɐɾɐˈmaɣu], 1922年11月16日 - 2010年6月18日)は、ポルトガルの作家・劇作家・ジャーナリスト。
1998年にポルトガル語世界(ルゾフォニア)初のノーベル文学賞受賞作家となった。
経歴=
リスボンから100キロ北東の寒村アジニャーガに、農家の息子として生まれる。
高校を中退し、整備工として職業訓練を受ける。
いくつもの職を転々とした後、ジャーナリストとして活動していたが、『Diário de Notícias』副編集長時代に政治的な事件から1975年に職を追われる。
1975年から1980年までは翻訳家として生計を立てていたが、以降、職業作家をめざし、1980年代から精力的に作品を発表しはじめる。
1982年発表の『修道院回想録』で国際的評価を集める。
1998年、「想像、哀れみ、アイロニーを盛り込んだ寓話によって我々がとらえにくい現実を描いた」としてノーベル文学賞を受賞。
晩年はスペインのカナリア諸島の最北東端ランサローテ島で暮らしていた。
2010年6月18日に死去。
87歳没。
ジョゼ・サラマーゴを撮影したドキュメンタリーに『ジョゼとピラール』(ミゲル・ゴンサルヴェス・メンデス監督)があり、病に倒れながらも『象の旅』を書き終える過程が描かれた。
特徴=
しばしば長さ1ページ以上の長い文を書く傾向がある。
段落は、通常の小説の章の長さに匹敵するほどである。
対話を区切るために「」や『』 ……
ジョゼ・サラマーゴさんが亡くなってから、14年と156日が経ちました。(5270日)