岡田陽 氏(おかだあきら)
児童演劇研究者[日本]
(玉川大学名誉教授)
2009年 11月26日 死去享年87歳
岡田 陽(おかだ あきら、1923年3月11日 - 2009年11月26日)は、日本の児童演劇研究者。
玉川大学名誉教授。
学校劇、演劇教育の専門家。
鳥取県出身。
岡田資陸軍中将(戦後、B級戦犯として処刑された)の長男として生まれる。
玉川工業専門学校(現玉川大学)卒。
玉川学園創立者小原國芳の次女純子(石井漠に師事し、戦後玉川学園で舞踊・リトミック教育者として活動。
岡田資を描いた大岡昇平原作・小泉堯史監督の映画『明日への遺言』では子息とその婚約者として登場)と結婚。
玉川学園中学部長・高等部長を経て玉川大学教授、文学部次長、名誉教授。
在職中は玉川大学文学部芸術学科を創設。
演劇専攻、児童専修課程などを創設。
長男は教育者岡田洋介、長女は舞踊教育者玉川まや子。
2004年日本児童演劇協会賞受賞。
多数の学校劇脚本を著し、演劇教育論の海外からの移入に尽力し、演劇関係者(俳優・演劇教育者)を育成した。
青山円形劇場建設に際して基本設計に関与した。
著書=
『アンデルセン』玉川こども百科 玉川大学出版部 1953
『日本どうわ』玉川こども百科 玉川大学出版部 1953
『グリム』玉川こども百科 誠文堂新光社 1954
『ドラマと全人教育』玉川大学出版部 1985
『子どもの表現活動』玉川大学出版部 1994
編纂・共著=
『玉川学校劇集』全10 編 玉川大学出版部 1952-56
『えんげき』編 玉川こども百科 誠文堂新光社 1955
『ぼくらの学校』編 玉川こども百科 誠文 ……
岡田陽さんが亡くなってから、14年と360日が経ちました。(5474日)