田中志津 氏(たなかしづ)
作家[日本]
2024年 11月3日 死去老衰享年108歳
田中 志津(たなか しづ、1917年(大正6年)1月20日 - 2024年(令和6年)11月3日)は、日本の女性作家。
日本文藝家協会会員。
本名は田中 シヅ。
年譜=
新潟県北魚沼郡小千谷町に生まれる。
1966年(昭和41年)に随筆日記「雑草の息吹」が「今日の佳き日は」としてNHKで放送される。
長女の佐知がFM放送で2001年(平成13年)に『佐渡金山を彩った人々』を全編朗読し、2003年(平成15年)には『冬吠え』を全編朗読した。
2005年(平成17年)、佐渡金山に「田中志津文学碑」(佐渡金山顕彰碑)が建立され、2010年(平成22年)には新潟県小千谷市船岡公園に「田中志津生誕之碑」が建立された。
2011年(平成23年)には福島県いわき市の入院先病院で東日本大震災に罹災した。
2013年(平成25年)に『田中志津全作品集』を武蔵野書院より刊行し、2021年(令和3年)に『百四歳・命のしずく』を牧歌舎より刊行した。
2024年(令和6年)11月3日午前5時58分、老衰のため福島県いわき市の病院で死去。
107歳没。
作品一覧=
『信濃川』(1971年、光風社書店)
『遠い海鳴りの町』(1977年、光風社書店)
『佐渡金山の町の人々』(1990年)
『冬吠え』(1991年、光風社出版)
『佐渡金山を彩った人々』(2001年、新日本教育図書)
『田中志津全作品集』(2013年、武蔵野書院)
『志津回顧録 短歌と随筆で綴る齢97の光彩』武蔵野書院 2014
『年輪 随筆集』武蔵野書院 2015
『雲の彼方に 歌集』KADOKAWA 2015
『田中志津執筆の系譜 作 ……
田中志津さんが亡くなってから、94日が経ちました。