ローラン・カンテ 氏Laurent Cantet
映画監督[フランス]
2024年 4月25日 死去享年64歳
ローラン・カンテ(Laurent Cantet、1961年4月11日 - 2024年4月25日)は、フランスの映画監督。
4作目の長編監督作『パリ20区、僕たちのクラス』でカンヌ国際映画祭のパルム・ドールを受賞したことで知られる。
経歴=
1986年に高等映画学院を卒業し、テレビでドキュメンタリー制作に携わる。
その後、短編映画をいくつか制作し、1999年に『ヒューマン・リソース』で長編映画デビューをする。
この作品でセザール賞の新人監督賞を受賞した。
2001年に第2作『タイム・アウト』を発表。
ヴェネツィア国際映画祭で上映され、続く2005年の3作目『南へ向かう女たち』は同映画祭のコンペティション部門へと出品された。
2008年、第4作となる『パリ20区、僕たちのクラス』を第61回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品。
フランスの中学校の教育現場を擬似ドキュメンタリー風に描き高い評価を得て、フランスの映画としては『悪魔の陽の下に』以来21年ぶりとなるパルム・ドールに輝いた。
審査委員長のショーン・ペンによれば「審査員全員一致で決まった」という。
また、第81回アカデミー賞の外国語映画賞のフランス代表に選ばれ、候補にもなった。
2024年4月25日の朝にパリで死去。
63歳没。
監督作=
ヒューマン・リソース Ressources humaines / Human Resources (1999)
タイム・アウト L'Emploi du temps / Time Out (2001)
南へ向かう女たち Vers le sud / Heading South (2005)
パリ20区、僕たちのクラス Entre les murs / The Class (200 ……
ローラン・カンテさんが亡くなってから、210日が経ちました。