宮本恵美子 氏(みやもとえみこ)
元女子バレーボール選手[日本]
2023年 12月7日 死去敗血症享年87歳
宮本 恵美子(みやもと えみこ、現姓:寺山、1937年5月10日 - 2023年12月7日)は、日本の元女子バレーボール選手。
1964年東京オリンピックバレーボール女子金メダリスト。
東洋の魔女 (Oriental Witches) の主力メンバー。
来歴=
和歌山県和歌山市出身。
和歌山市立明和中学校時代に近畿大会で優勝。
和歌山商業高校在学中にスカウトされて、実業団の日紡貝塚(当時)に入部。
入部当初は不器用なタイプで、アタックは強烈だがレシーブやトスがこなせず、「試合に出られなくても球拾いで頑張る」と自分に言い聞かせて、2年間控えにまわる。
その姿を見続けてきた大松博文監督(当時)は「必ずモノになる」と確信したと述懐している。
しだいにトスやレシーブが上達し、チームが9人制から左アタッカーが有利な6人制にシフトしたこともあり、レギュラーを獲得した。
東洋の魔女の一員として、1962年の世界選手権では優勝に大きく貢献しMVPを獲得、「世界一のアタッカー」と呼ばれた。
つづく1964年10月の東京オリンピックでも金メダル獲得に大きく貢献した。
現役引退後の1965年3月には元東京オリンピックバスケットボール強化コーチと結婚し、茨城県日立市に長年住み、県内を中心にバレーボールの講演会や指導などに取り組んでいた。
2023年12月7日、敗血症のため茨城県高萩市の病院で死去。
86歳没。
球歴=
所属チーム履歴
市立明和中 → 和歌山商業高校 → 日紡貝塚(1956年-1964年)
全日 ……
宮本恵美子さんが亡くなってから、350日が経ちました。