ルイス・イリサール 氏Luis Irizar Zamora
新バスク料理シェフ[スペイン]
2021年 12月9日 死去享年92歳
ルイス・イリサール・サモーラ(Luis Irizar Zamora, 1930年5月30日 - 2021年12月9日)は、キューバ共和国ハバナ生まれのバスクの料理人、教育者。
スペインのバスク地方で活動し、新バスク料理運動の牽引者となった。
経歴=
サン・セバスティアンにあるルイス・イリサール料理学校
両親はバスク地方のギプスコア県サン・セバスティアン出身である。
父親は建築業を営んでおり、母親の家族はバスク・ペロタの選手向けの宿泊所を営んでいた。
かつてスペインの植民地だったキューバの首都ハバナにて、1930年にルイス・イリサールが生まれた。
4歳の時にサン・セバスティアンに戻り、16歳の時にマリア・クリスティーナ・ホテルの料理人見習いとなった。
フランス・パリのレストラン・ル・ロイヤル・モンソー(フランス語版)、イギリス・ロンドンのヒルトン・ホテルなどでも働き、ヒルトン・ホテルでは総料理長を務めた。
37歳だった1967年には、ギプスコア県サラウツにある「ホテル・ユーロマール」附属のホテル学校として、ユーロマール・ホテル学校を開校させた。
この学校では料理技術だけではなく、ホテル経営全般を指導している。
日本の北海道函館市出身の深谷宏治は、1975年に渡欧してイリサールの下で修業を行った後、1981年に「レストラン・バスク」を開業させた。
深谷は「スペイン料理フォーラム in HAKODATE」の発起人であり、「函館西部地区バル街」の発案者でもある。
62歳だった1 ……
ルイス・イリサールさんが亡くなってから、2年と347日が経ちました。(1078日)