赤木由子 氏(あかぎよしこ)
児童文学作家[日本]
1988年 9月13日 死去心筋梗塞享年62歳
赤木 由子(あかぎ よしこ、本名:富樫 菊、1927年11月1日 - 1988年9月13日)は、日本の児童文学作家。
生涯=
1927年11月1日、山形県西田川郡豊浦村三瀬(現鶴岡市)に生まれる。
幼少期に両親を亡くし、満州に渡り現地で戦争を体験。
鞍山常盤高等女学校卒業後、上京して雑誌・新聞記者となる。
その後は創作活動に専念。
主な著書に処女作『柳わたとぶ国』をはじめ、『はだかの天使』、『ひまわり愛の花』、『二つの国の物語』三部作、『草の根こぞうの仙吉』(野間児童文芸推奨作品賞受賞作品)、『ぼくら三人にせ金づくり』、『生きるんだ!名犬パール』など多数。
中でも理論社大長編シリーズとして1980年に刊行された三部作『二つの国の物語』は代表作の一つであり、1995年に同社より全一冊シリーズとして新たに刊行された。
1988年9月13日、心筋梗塞のため三鷹市の自宅で60年の生涯を閉じた。
出版物=
『柳のわたとぶ国』(理論社) 1966年
『はだかの天使』(新日本出版社) 1969年
『夏草と銃声』(偕成社) 1972年
『コロッケ少年団』(国土社) 1974年
『ぼくもぱーるもぐんぐんぐん』(銀河社) 1974年
『あの雲の下で』(金の星社) 1975年、
『美しいぼくらの手』(ポプラ社) 1975年
『もう泣かないでおかあさん』(偕成社) 1975年
『ハンノキのくり舟』(新日本出版社) 1976年
『花と海の星座』(童心社) 1977年
『ひまわり愛の花』(金の星社) 1977年、のちフォア文庫
『おねしょとひげとお ……
赤木由子さんが亡くなってから、36年と69日が経ちました。(13218日)