ウォルター・ラフィーバー 氏Walter LaFeber
歴史学者[アメリカ]
2021年 3月9日 死去享年89歳
ウォルター・ラフィーバー(Walter LaFeber、1933年8月30日 - 2021年3月9日 )は、アメリカ合衆国の歴史学者。
専門は、アメリカ外交史。
米国で最も著名な修正主義学派の1人として知られ、ウィスコンシン学派と言われている。
コーネル大学教授。
生涯=
インディアナ州生まれ。
1955年ハノーバー・カレッジ卒業。
1956年にスタンフォード大学で修士号を取得後、ウィスコンシン大学に移り、修正主義学派で有名なウィリアム・A・ウィリアムズの下で研究を進め、1959年に博士号取得。
1963年から2006年までコーネル大学で教鞭をとる。
1998年、著書 The Clash: A History of U. S.-Japan Relations でコロンビア大学よりバンクロフト賞を受賞。
また、著書 America, Russia, and the Cold War は現在まで9版を重ね、戦後アメリカ外交史の代表的教科書として知られている。
著書=
単著=
The New Empire: An Interpretation of American Expansion, 1860-1898, (Cornell University Press, 1963).
America, Russia, and the Cold War, 1945-1966, (Wiley, 1967, 2nd ed., 1972, 3rd ed., 1976, 4th ed., 1980, 5th ed., 1985, 6th ed., 1991, 7th ed., 1993, 8th ed., 1997, 9th ed., 2004).
平田雅己・伊藤裕子監訳『アメリカVSロシア――冷戦時代とその遺産』芦書房, 2012年。
The Panama Canal: the Crisis in Historical Perspective, (Oxford University Press, 1978).
Inevitable Revolutions: the United States in Central America, (W. W. Norton, 1983).
The American Age: United States Foreign Policy at Home and Abroad since 1750, (W. W. Norton, 1989).
久保文明・久保典子・五味俊樹・阪田恭代・鐸木昌 ……
ウォルター・ラフィーバーさんが亡くなってから、3年と257日が経ちました。(1353日)