トマス・マルドナード 氏Tomás Maldonado
画家、デザイナー、思想家[アルゼンチン]
2018年 11月26日 死去享年97歳
トマス・マルドナード(1922年4月25日 - 2018年11月26日)はアルゼンチンの画家、デザイナー、思想家。
デザイン哲学「ウルムモデル」の主要な理論家の一人。
生い立ち=
アルゼンチン、ブエノスアイレスで生まれたマルドナードは、国立プリリディアーノ・プエイレドン芸術学校で芸術教育を受ける。
経歴=
初期=
マルドナードはアルゼンチンのアヴァンギャルドに関わり、アルテ・コンクレート・インヴェンシオンと呼ばれる画家運動の創始者の一人であった。
イタリアでの経験=
1964年から1967年にかけて、ドイツ人の同僚ギー・ボンシーペと共同で、イタリアのオリベッティ社と百貨店ラ・リナシェンテのデザイン・プログラムのためのコード・システムを作成。
1967年、ミラノに居を構え、ボローニャ大学哲学・文学部で教鞭を執りながら、記号学の影響を受けた哲学と批評に取り組んだ。
彼の書いた最後のエッセイのひとつである『The Heterodox』では、知識人の役割は集団の良心を目覚めさせること、あるいは明らかにすることだと主張している。
1956年のマルドナード
トマス・マルドナードさんが亡くなってから、5年と361日が経ちました。(2187日)