笠原芳光 氏(かさはらよしみつ)
宗教学者[日本]
(京都精華大学名誉教授・宗教思想史)
2018年 11月10日 死去享年92歳
笠原 芳光(かさはら よしみつ、1927年5月23日 - 2018年11月10日)は、日本の宗教学者、京都精華大学名誉教授。
宗教思想史専攻。
評論家として『思想の科学』などに執筆。
文芸評論も行う。
来歴=
大阪府生まれ。
同志社大学卒業、同志社大学大学院神学研究科修士課程修了。
同大宗教主事、1969年京都精華大学教授。
83年から92年まで学長を三期務めた。
1998年定年、名誉教授。
著書=
『現代キリスト教入門 新しい人間の問題』教文館(現代キリスト教双書)1964
『純粋とユーモア 評論集』教文館 1967
『人間の広場』日本YMCA同盟出版部 1969
『塚本邦雄論 逆信仰の歌』審美社 1974/増訂版・砂子屋書房 2011
『信と不信の文学』未来社 1981
『宗教の現在 日本人の宗教観』人文書院 1982
『宗教再考』教文館 1986
『宗教の森』春秋社 1993
『言葉と出会う本』法蔵館 1996
『はじめに言葉あり 一一〇人の断章』春秋社 1996
『イエス逆説の生涯』春秋社 1999
『日本人のイエス観』教文館 2007
共著=
『キリスト教の戦争責任 日本の戦前・戦中・戦後』森岡巌共著 教文館 1974
『生者と死者のほとり 阪神大震災・記憶のための試み』季村敏夫共編 人文書院 1997
『イエスとはなにか』佐藤研共編著 春秋社 2005
『思想とはなにか』吉本隆明共著 春秋社 2006
笠原芳光さんが亡くなってから、6年と11日が経ちました。(2203日)