森田雄三 氏(もりたゆうぞう)
演出家[日本]
(イッセー尾形の一人芝居の演出を長く手がけた)
2018年 10月29日 死去肺炎享年73歳
森田 雄三(もりた ゆうぞう、1946年 - 2018年10月29日)は、日本の演出家。
来歴・人物=
石川県白山市出身。
金沢美術工芸大学に入学した年、劇団雲の金沢公演を鑑賞し、出演者の小池朝雄や仲谷昇らと語らう機会を得る。
翌年中退。
上京し、その劇団雲に入る。
芥川比呂志主演の「リヤ王」に台詞なしの兵隊役で出演。
金沢弁が抜けないことを指摘されたのが契機で、翌年クビとなる。
演劇学校のアクターズスタジオで会計係をしていた時に、イッセー尾形と出会う。
1970年、自由劇場の公演で初戯曲「ボクシング悲歌」を演出。
1980年から「イッセー尾形のこれからの生活 2012 in 真夏のクエスト」まで、イッセー尾形の一人芝居の演出を手がけた。
1989年、マクベス(銀座セゾン劇場、主演:山﨑努)を演出。
1990年、イッセー尾形プラスワンシアターを設立。
2006年、兵庫県高砂市の教師と共にワークショップで芝居を作る。
スイス国立演劇学校(HMT)の教授となる。
2018年10月29日、肺炎のため死去(享年72歳)。
著書=
『間の取れる人 間抜けな人 人づき合いが楽になる』(祥伝社新書、2007年5月24日、
森田雄三さんが亡くなってから、6年と23日が経ちました。(2215日)