吉川元忠 氏(きっかわもとただ)
経済学者[日本]
2005年 10月26日 死去享年72歳
吉川 元忠(きっかわ もとただ、1934年6月29日 - 2005年10月26日)は、日本の経済学者。
専門は国際金融論。
兵庫県出身。
来歴・人物=
1953年都立日比谷高校、1958年東京大学法学部卒業。
日本興業銀行に入行。
同行産業調査部副部長などを歴任。
その後サセックス大学やコロンビア大学で客員教授に就任。
聖学院大学政治経済学部教授を経て、1995年より神奈川大学経済学部教授。
2005年3月退職。
著書『マネー敗戦』でバブル崩壊後の日本経済の低迷を日米マネー戦争の敗北の結果であると論じ、大きな話題となる。
著書=
単著=
『ブッシュでアメリカは救えるか―「変わる世界」と日米関係』 (時事通信社、1988年)
『アメリカの産業戦略』 (東洋経済新報社、1990年)
『YENは日本人を幸せにするか』 (日本放送出版協会、1997年)
『マネー敗戦』 (文藝春秋、1998年)
『経済覇権―ドル一極体制との訣別 』 (PHP研究所、1999年)
『マネー戦略―かくて日本経済は甦る』 (PHP研究所、2000年)
『情報エコノミー』 (文藝春秋、2001年)
『マネー敗戦の政治経済学』 (新書館、2003年)
『経済敗走』 (筑摩書房、2004年)
『円がドルに呑み込まれる日』 (徳間書店、2005年)
共著=
(リチャード・A・ヴェルナー)『なぜ日本経済は殺されたか』 (講談社、2003年)
(関岡英之)『国富消尽―対米隷従の果てに』 (PHP研究所、2005年)
外部リンク=
CiNii Books Search - 吉川元忠
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