ノーマン・ロックウェルNorman Rockwell
画家、イラストレーター[アメリカ]
1978年 11月8日 死去享年85歳
ノーマン・ロックウェル(Norman Rockwell、1894年2月3日 - 1978年11月8日)は、アメリカ合衆国の画家、イラストレーター。
軽いタッチでアメリカ合衆国の市民生活を描き、アメリカ合衆国で幅広い大衆的人気を持つ。
略歴=
祖先はイングランド系。
ニューヨークで生まれ、美術学校を出てから、アメリカ・ボーイスカウト協会の雑誌などに絵を書き始める。
ボーイスカウト運動に対して多大な貢献を果たしたことに対して、後に、世界で十数人しか与えられていない功労賞であるシルバー・バッファロー章が贈られている。
田舎町の庶民の哀歓や暖かな人間関係を描いた画家だが、彼自身が育った家庭はそれとは異なり、大都市の裕福な家庭に生まれ、両親に対して親愛の情を抱くことがなかったという。
彼の絵は1916年から1963年にかけて『サタデー・イブニング・ポスト』紙の表紙を飾ったが、とりわけ1940年代から1950年代のものが人気がある。
彼の絵は商業主義的で一部の近代美術批評家からはまじめな画家とは扱われず、イラストレーターと呼ばれることもあるが、アメリカ合衆国の市民生活の哀歓を巧みに描き、アメリカ人の心を捉えているため、最もアメリカ的な画家のひとりともいえる。
画像外部リンク
"The Problem We All Live With" by Norman Rockwell
ユーモラスな作品が多い一方、後期の代表作「The Problem We All Live With」では、人種差別的な悪戯書きがなされトマトが投げつけられた壁の前を、連邦保安官に守 ……
ノーマン・ロックウェルが亡くなってから、46年と13日が経過しました。(16815日)