力武常次 氏(りきたけつねし)
地球物理学者[日本]
2004年 8月22日 死去享年84歳
力武 常次(りきたけ つねじ、1921年3月30日 - 2004年8月22日)は、日本の地球物理学者。
東京大学名誉教授、東京工業大学名誉教授。
理学博士
二男の力武健次(1965- )は、博士(情報科学)(大阪大学)、元京都大学教授(2010-2013)、技術士(情報工学部門)。
健次の妻・力武京子(1957- )は元大阪大学准教授(1992-2019、ドイツ語学)。
業績=
地磁気による地球内部の電気伝導度構造の研究で秀逸な成果を挙げたほか、地震や火山噴火の予知へ向けての精力的な研究をした。
1957年には地磁気の成因や地磁気反転の原因を説明する結合円盤ダイナモモデルの論文を発表し、後に "The Rikitake Model" と称された。
カオス理論のアトラクターの1つとしても研究されている。
略歴=
学歴=
東京府立第一中学校卒業
第一高等学校卒業
1942年東京帝国大学理学部物理学科卒業
1949年12月 理学博士(東京大学)(学位論文「地球内の電磁感応及び其の地球内部の電気的性質との関係」)
職歴=
1942年 東京帝国大学地震研究所助手
1949年 東京大学地震研究所助教授
1962年 東京大学地震研究所教授
1970年 東京大学地震研究所所長(1971年9月まで)
1974年 アメリカ合衆国コロラド大学環境科学共同研究センター (CIRES) 客員教授(1975年まで)
1975年 東京工業大学理学部教授
1981年 日本大学文理学部教授(1991年まで)
その他、イギリスのエクセター大学、トルコのイスタンブール工科大学/イスタンブール大学、またカナダの王立天文台にて ……
力武常次さんが亡くなってから、20年と91日が経ちました。(7396日)