レイ・カミングスRay Cummings
作家[アメリカ]
1957年 1月23日 死去享年71歳
レイ・カミングス(Ray Cummings、1887年8月30日 - 1957年1月23日)は、アメリカ合衆国のSF作家。
本名はレイモンド・キング・カミングス(Raymond King Cummings)。
カミングズの表記もある。
生涯と作品=
ニューヨーク生まれ。
10代の頃にプエルトリコのオレンジ園で働き、その後ワイオミングの石油坑、ブリティッシュコロンビアで金鉱探しなどの仕事をしていた。
1914年から1919年まで、トーマス・エジソンの個人秘書として働く。
1919年に『オール・ストーリー・ウィークリー』に発表した「The Girl in the Golden Atom」で作家デビュー。
A・メリット、マレイ・ラインスター、O・A・クラインらとともにパルプ・マガジン『アーゴシー』誌の常連として多くのSF作品を発表した。
「SFパルプ小説の父」のひとりと称され、生涯に約750編の小説、短編小説を残した。
他のペンネームに、レイ・キング(Ray King)、ガブリエル・カミングズ(Gabrielle Cummings)、ガブリエル・ウィルソン(Gabriel Wilson)などがある。
作家活動は1950年代まで40年間続いた。
しかし雑誌に発表した作品が単行本として出版されたのは多くは1960年代になってからだった。
ジョン・クルートが指摘しているように、レイ・カミングスのSFへの貢献は大きいもので、また人工重力など、SFで使われる概念のいくつかはカミングスによって初めて使用された。
1940年代には、「キャプテン・アメリカ」などのコミックの原作の執筆を、娘のベティと協力し ……
レイ・カミングスが亡くなってから、67年と302日が経過しました。(24774日)