ジョセフ・マーフィー 氏Joseph Murphy
牧師、啓蒙著述家[アメリカ]
(「潜在意識の法則(マーフィーの法則)」を提唱)
1981年 12月15日 死去享年84歳
ジョセフ・マーフィー(Joseph Murphy, 1898年5月20日 - 1981年12月15日)は、米国で活動したアイルランド出身の宗教家、著述家。
ニューソートのディヴァイン・サイエンス教会に属し、主に牧師として活動した。
潜在意識を利用・操作することで自らや周りの人さえも成功、幸福へと導く積極思考(ポジティブシンキング)「潜在意識の法則」を提唱した。
関連著作は自己啓発書として広く流通している。
ニューソート関係の思想家では最も愛好された人物のひとりで、積極思考がポピュラーカルチャーに広まるうえで重要な役目を果たした。
日本には大島淳一(=渡部昇一)や島津幸一によって、産業能率大学出版部や三笠書房、騎虎書房(現・きこ書房)の出版を通して紹介された。
略歴=
アイルランドとイギリスで教育を受ける。
著書の記述によると、父は学校の校長だった。
幼年時、末の妹エリザベスが祖母の急死を幻視するという体験をしたことが、現実を超えた世界への関心を呼び起こした。
少年時代は、イエズス会の会員であったという。
青年時代、サルコーマという悪性腫瘍を患ったが、ニューソートの祖フィニアス・クインビーなどが用いた「潜在意識への呼びかけ」による心理的療法によって、完治したという自身の経験が、彼の思想形成の出発点となった。
その後、ロサンゼルスのニューソートのディヴァイン・サイエンス教会において、牧師職をつとめ、28年にわたり活動した ……
ジョセフ・マーフィーが亡くなってから、42年と341日が経過しました。(15682日)