春日富士晃大 氏(かすがふじあきひろ)
元相撲力士、年寄・春日山[日本]
2017年 3月9日 死去享年52歳
春日富士 晃大(かすがふじ あきひろ、1966年2月20日 - 2017年3月9日)は、宮城県牡鹿郡牡鹿町(現在の石巻市)出身(以前は神奈川県川崎市川崎区)で春日山部屋(後に安治川部屋)に所属した元大相撲力士。
本名は岩永 祥紀(いわなが しょうき)。
現役時代の体格は177cm、144kg。
最高位は東前頭筆頭(1990年1月場所)。
得意手は突き、押し。
血液型はO型。
引退直後は年寄・春日山 として春日山部屋の師匠だったが、2012年2月29日付けで「雷」に名跡変更し、春日山部屋付き親方として後進を指導していた。
同年9月20日付けで日本相撲協会を退職。
理由は、「一身上の都合」としている。
人物=
宮城県牡鹿町の生まれであるが、5歳の時に神奈川県川崎市に引っ越す。
川崎市立桜本中学校時代から怪童として知られていた一方でかなり荒れていたともされ、春日山親方(元前頭筆頭・大昇)が中学へ勧誘に出向いた際には校長が「迷惑をかけてしまうかもしれないから」といって岩永少年の入門を思いとどまらせようとしたという逸話がある。
中学卒業後、春日山部屋に入門し、1981年3月場所に初土俵を踏んだ。
1988年1月場所には新十両、1989年3月場所には新入幕を果たした。
突き押し相撲で活躍し、1990年7月場所には、場所後停年(定年)を迎える師匠の餞となるかのように10勝5敗の成績で敢闘賞を受賞した。
師匠の退職に伴い春日山部屋が元関脇・陸奥嵐の安治川部屋に吸収合併される形で翌 ……
春日富士晃大さんが亡くなってから、7年と257日が経ちました。(2814日)