リチャード・シング 氏Richard Laurence Millington Synge
化学者[イギリス]
1994年 8月18日 死去享年81歳
リチャード・ローレンス・ミリントン・シング(Richard Laurence Millington Synge、1914年10月28日 - 1994年8月18日)は、イギリスの化学者。
分配クロマトグラフィーの研究により1952年ノーベル化学賞受賞。
リバプール出身。
経歴=
ウィンチェスター・カレッジ、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジで教育を受ける。
1941年から1943年までリーズの羊毛産業研究協会に在籍し、1943年から1948年まではロンドンのリスター予防医学研究所に移る。
1948年から1967年までアバディーンのロウエット研究所で研究し、1967年から1976年までノリッジの食品研究所にいた。
リーズにいた際にアーチャー・マーティンと知り合い、分配クロマトグラフィーの研究を共同で行う。
1942年から1948年までの間にグラミシジンを研究した。
1950年に王立協会フェロー選出。
フレデリック・サンガーは後にインスリンを研究する際の参考にした。
1968年からイースト・アングリア大学で生物科学の教授を務めた。
1994年にノリッジで死去した。
出典=
Richard L.M. Synge - Biographical
表話編歴 ノーベル化学賞受賞者 (1951年-1975年)
エドウィン・マクミラン / グレン・シーボーグ (1951)
アーチャー・マーティン / リチャード・シング (1952)
ヘルマン・シュタウディンガー (1953)
ライナス・ポーリング (1954)
ヴィンセント・デュ・ヴィニョー (1955)
シリル・ヒンシェルウッド / ニコライ・セミョーノフ (1956)
アレクサンダー・トッド (1957)
フレデリック・サン ……
リチャード・シングさんが亡くなってから、30年と95日が経ちました。(11053日)