ソニア・リキエル 氏Sonia Rykiel
ファッションデザイナー[フランス]
2016年 8月25日 死去享年87歳
ソニア・リキエル(Sonia Rykiel, 1930年5月25日 - 2016年8月25日)は、フランスのファッションデザイナー。
略歴=
パリ西部近郊ヌイイ=シュル=セーヌ生まれ。
ユダヤ人の血をひく家系で、父はルーマニア出身の時計職人、母はロシア出身という中流ブルジョワ家庭で育った。
17歳の時、パリの服飾生地販売店に就職し、ウインドーディスプレイを担当していた。
1954年にブティック経営者のサム・リキエルと結婚。
妊娠中、着たいようなマタニティウェアがなかったので、自らセーターを作ったのがデザイナーになったきっかけであった。
このセーターがやがて人気となり、パリ14区のアレジア通り沿いにある現店舗に程近い、ジェネラル・ルクレール大通り (Avenue du Général Leclerc) 104番地にあるサムの店舗で販売するようになった。
「Poor boy sweater」(貧しい少年のセーター)と呼ばれたこのセーターは、雑誌『ELLE』に取り上げられ、またオードリー・ヘップバーンは14色のセーターを全色買い求めた。
1968年5月、自らメゾンを立ち上げ、名前と同名のブランドを持つ。
普段着だったニット(セーターないしプルオーバー)、特に少年らが着ていたそれを、ボーダー柄やスパンコールなどをあしらうことでファッショナブルに変貌させ、「ニットの女王」の異名をとった。
パリ6区グルネル通りに第1号店を開いてから、子供服、化粧品、紳士服と次々と事業を拡大。
80歳を過ぎても現役であった。
娘のナ ……
ソニア・リキエルさんが亡くなってから、8年と88日が経ちました。(3010日)