ウォルター・ブレナンWalter Brennan
俳優[アメリカ]
1974年 9月21日 死去肺気腫享年81歳
ウォルター・ブレナン(Walter Brennan, 1894年7月25日 - 1974年9月21日)は、アメリカ合衆国の俳優。
略歴=
マサチューセッツ州リンに、アイルランド系移民の子として生まれる。
父親がエンジニアだったため、自身もエンジニアリングを学ぶが、在学中から演劇に興味を持つようになり、ヴォードヴィルの舞台に立つ。
銀行で働いていた時に軍に入隊し、第一次世界大戦に従軍。
復員した後は、パイナップル農園を経営した後、不動産業にも進出したが失敗。
サイレント映画のエキストラに就く。
1927年に31歳で映画デビュー。
特に1930年代は、ブレナンの俳優生活の中で最も多くの映画に出た年でもあったが、名も無い役やクレジットにも表示されないような端役が多く、そのような状態が10年ほど続いた。
そんな苦節時代の1932年に後々のブレナンにとっての転機ともいうべき事故に遭遇する。
ある西部劇の撮影中、馬に顔面を蹴られるという事故に遭い、歯のほとんどを失ってしまう。
しかし、その歯の無い独特の喋り方や顔立ちがコミカルに感じられ、これがブレイクへのきっかけにもなっている。
多くの作品で端役を演じているが、時には名バイプレイヤーとしても活躍。
役柄は、好人物から悪役まで非常に幅広い。
1936年の『大自然の凱歌』で初のアカデミー助演男優賞を受賞。
その後は貴重な脇役として生涯に230本に及ぶ作品に出演した。
また、Kentucky、『西部の男』で同じ助演男優 ……
ウォルター・ブレナンが亡くなってから、50年と61日が経過しました。(18324日)