マーティン・リット 氏Martin Ritt
映画監督[アメリカ]
1990年 12月8日 死去享年77歳
マーティン・リット(Martin Ritt, 1914年3月2日 - 1990年12月8日)は、アメリカ合衆国ニューヨーク州出身の映画監督。
略歴=
大学在学中から演劇に携わり、舞台俳優として活躍。
エロン大学、セント・ジョーンズ大学で学ぶ。
大恐慌の際には公共事業促進局で働き、連邦劇場計画のために戯曲を執筆したり、演出家としても多くの作品を手がけるようになる。
また、テレビ業界でも活躍するようになる。
しかし、1950年代はじめ、若い頃にアメリカ共産党に関わっていた(党員ではなかった)ために赤狩りにあい、テレビ業界で働くことができなくなり、一時期舞台に戻る。
しばらくして赤狩りの影響力が弱まってきたため、1957年の『暴力波止場』で監督デビューした。
1963年の『ハッド』でアカデミー監督賞にノミネートされている。
主な監督作品=
『寒い国から帰ったスパイ』(1965年)
長く熱い夜 The Long, Hot Summer (1958)
黒い蘭 The Black Orchid (1958)
悶え The Sound and the Fury (1959)
五人の札つき娘 5 Branded Women (1960)
パリの旅愁 Paris Blues (1961)
青年 Hemingway's Adventures of a Young Man (1962)
ハッド Hud (1962)
暴行 The Outrage (1963)
寒い国から帰ったスパイ The Spy Who Came in from the Cold (1965)
太陽の中の対決 Hombre (1965)
男の闘い The Molly Maguires (1970)
ボクサー The Great White Hope (1970)
コンラック先生 Conrack (1974)
ウディ・アレンのザ・フロント The Front (1976)
すばらしき仲間たち Casey's Shadow (1978)
ノーマ・レイ Norma Rae (1979)
クロスクリーク Cross Cree ……
マーティン・リットさんが亡くなってから、33年と349日が経ちました。(12402日)