E・H・シェパードErnest Howard Shepard
挿絵画家[イギリス]
1976年 3月24日 死去享年98歳
アーネスト・ハワード・シェパード(Ernest Howard Shepard, 1879年12月10日 - 1976年3月24日)はイギリスの挿絵画家、イラストレーター。
「クマのプーさん」や「たのしい川べ」の挿絵で知られる。
娘のメアリー・シェパードも挿絵画家。
経歴=
ロンドン生まれ、父は建築家。
生地は『くまのプーさん』の作者A・A・ミルンのすぐ近くだった。
父には絵の才能があり、また母方の祖父も著名な水彩画家だった。
彼が早くから画才を見せたため、父は彼が画家として身を立てる事を期待していたという。
しかし、その期待とは裏腹に、“冒険の出来そうな大人”という事で、本人は軍人に憧れ、戦争の絵ばかり描いていたという。
10歳の時に、長く臥せっていた母を亡くす。
この出来事は大きな衝撃だったが、結果的に彼を画家へ進ませる事になった。
母の死後、一家は父親が色々な理由から経済的に困窮していた事もあり、未婚の叔母達の世話にならざるを得なかった。
そして厳格な伯母達の下で暮らしたこの時期はあまり幸せではなかったらしい。
やがて父親は自分達だけで暮らそうと決意する。
一家はハマースミスに移転。
15歳の時、叔父が校長をしていたセント・ポール校に入学。
最終学年当時の週末にはへザリー美術学校に通い、王立美術院へ進む決意を固めていたという。
1897年に進学。
3つの奨学金を受ける優秀な学生だったと言われる。
王立美術院で学んでいる時に、フローレ ……
E・H・シェパードが亡くなってから、48年と242日が経過しました。(17774日)