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桐生操 氏(きりゅうみさお)

作家[日本]

(本名・堤幸子)

2003年 5月22日 死去享年72歳

桐生 操(きりゅう みさお)は、小説家・堤 幸子(つつみ さちこ、1932年10月27日 - 2003年5月22日)と上田 加代子(うえだ かよこ、1950年9月18日 - )の共同ペンネームである。
共同生活をしながら、ヨーロッパの歴史人物伝などを共同執筆した。
人物・来歴= 共にパリ大学(ソルボンヌ大学)、リヨン大学にてフランス文学・歴史を専攻。
留学先で知り合い、帰国後、共同で執筆活動を行う。
人物評伝や歴史の知られざるエピソードを様々な形で紹介している。
その作品には拷問や悪女を取り扱うものが多い。
主な著作に『本当は恐ろしいグリム童話』『やんごとなき姫君』がある。
『本当は恐ろしいグリム童話』は250万部以上を売り上げ、ミリオンセラーとなった。
出版数は、1981年以降100冊を超える。
堤幸子は熊本市の炭鉱主の家庭に生まれ、30代でリヨン大学に留学。
パリ留学を経て1974年に帰国、実務翻訳や語学教師の傍ら、1980年ごろから桐生操の名で上田加代子と共同執筆を開始した。
上田とは執筆だけでなく生活もともにしていた。
上田と群馬県嬬恋村鎌原に暮らしていたが、2003年5月22日、腎不全のため70歳で死去。
上田は両親ともに医師の家庭に生まれたが、離婚により母子家庭で育つ。
神戸のミッションスクールから推薦入学で大学の英文科に進むもすぐに退学し、小説家を目指していたが母親の勧めでパリの伯母を頼って20歳で渡仏、38歳の堤と知り合い、リヨン大学でともに ……

桐生操さんが亡くなってから、21年と184日が経ちました。(7854日)