森本草介 氏(もりもとそうすけ)
洋画家[日本]
2015年 10月1日 死去心不全享年79歳
森本 草介(もりもと そうすけ、1937年8月14日 - 2015年10月1日)は、日本の洋画家である。
生い立ち=
1937年(昭和12年)、画家・森本仁平の長男として朝鮮全羅北道に生まれる。
アジア・太平洋戦争中の1943年(昭和18年)に内地へ帰ったものの再度朝鮮へ戻り、1945年(昭和20年)に日本が敗戦すると、一家での逃避行を強いられた。
岩手・東京で育つ。
子の森本純(1970- )も画家で美人画を描く。
経歴=
1951年(昭和26年)墨田区立堅川中学校へ転入学。
1958年(昭和33年)、東京芸術大学絵画科油画専攻に入学し、在学中の1961年(昭和36年)に安宅賞を受賞した。
1962年(昭和37年)に大学を卒業すると専攻科に進んで翌年に修了、東京芸術大学の助手となった。
1963年(昭和38年)国画会第37回展に初出品し、初入選。
1966年(昭和41年)には国画賞を受賞、助手職を辞した。
1969年(昭和44年)、国画会会員に推挙される。
1969年(昭和44年)、「十騎会」の結成に加わる。
静物画、風景画に、精密な画法で評価を得るが、1979年(昭和54年)頃、女性画のモデルを発見、以後このモデルを使って裸婦、着衣婦人画を数多く制作する。
森本の作品の最大の収集者は、千葉県千葉市のホキ美術館であり、同館には森本の作品36点が収蔵・展示されている。
2015年(平成27年)10月1日、心不全のため千葉県鎌ケ谷市の自宅にて死去。
78歳没。
画集=
『森本草介展図録』(日動画廊、1977年)
『森本草介 ……
森本草介さんが亡くなってから、9年と52日が経ちました。(3339日)