アレグザンダー・ケイAlexander Hill Key
児童文学作家[アメリカ]
1979年 7月25日 死去享年76歳
アレグザンダー・ケイ(Alexander Hill Key、1904年9月21日 - 1979年7月25日)は、アメリカ合衆国の作家。
SFを基調とした児童文学を残したことで知られる。
“Escape to Witch Mountain”はディズニー映画『星の国から来た仲間』『ウィッチマウンテン/地図から消された山』の原作、「残された人びと」“The Incredible Tide”は日本のアニメ『未来少年コナン』の原作となった。
略歴=
1904年、メリーランド州生まれ。
幼少から絵に親しみ、1921年にイリノイ州シカゴの美術学校に入学。
1923年に卒業後は児童書の挿絵画家として活動を開始する。
第二次世界大戦時には海軍情報部に勤務、この時に触れたロボット類がその後の著作に影響を与える。
大戦後は元の挿絵画家の活動に戻った。
大戦後自ら児童文学を書くことを望んでいたケイは、1963年に『わんぱくロボット』(Sprockets: A Little Robot)を発表、評判となり、その後も“Rivets and Sprockets”(リベットとスプロケット、1964年)、“Bolts: a Robot Dog”(ロボット犬ボルト、1966年)を発表。
一方でより年長者をも対象とした作品も執筆し、特に1965年発表の“The Forgotten Door”(わすれられた扉)はルイス・キャロル賞を受賞、大学の英語教科書にも使われ、また1969年発表の“The Golden Enemy”(金の敵)はジュニア文学ギルドに選ばれるなどし、ケイは児童文学作家としての名声を確立することになった。
1979年7月25日、死去。
74歳没。
作品リスト=
The Red Eagle: A Tale for Young ……
アレグザンダー・ケイが亡くなってから、45年と120日が経過しました。(16556日)