酒井淑夫 氏(さかいとしお)
写真家、ジャーナリスト[日本]
1999年 11月21日 死去享年60歳
酒井 淑夫(さかい としお、1940年3月31日 - 1999年11月21日)は日本のジャーナリスト・写真家。
1968年にアメリカ合衆国の優れた報道に贈るピューリッツァー賞特集写真部門を受賞した。
生涯=
1940年3月31日に東京都で誕生する。
明治大学に入学し、1961年にPANA(現在の時事通信社)で勤務し、1965年にアメリカ合衆国通信社UPIで勤務するようになった。
この頃からカメラを扱うようになり、2年後の1967年に南ベトナムの首都サイゴン(現・ホーチミン市)に赴く。
そこで第二次インドシナ戦争関係の写真を撮影し、写真集「より良きころの夢」を出版した。
出版した写真集「より良きころの夢」が評価され、1968年にアメリカ合衆国の報道賞ピューリッツァー賞特集写真部門を受賞した。
この受賞は、特集写真部門の第1号受賞だった。
その後、1971年にアメリカ軍によるラオス侵攻を取材し、1974年にはフィリピンでモロ民族解放戦線などを取材した。
1976年にUPI通信社を退社し、フランス通信社でも活動していたが1989年に退社した。
1999年11月21日に神奈川県鎌倉市で死去。
酒井淑夫さんが亡くなってから、25年と1日が経ちました。(9132日)