リトクワ・トメイン 氏Litokwa Tomeing
政治家、元大統領[マーシャル諸島共和国]
2020年 10月12日 死去享年82歳
リトクワ・トメイン(Litokwa Tomeing, 1939年10月14日 - 2020年10月12日)は、マーシャル諸島共和国の政治家で、第4代大統領(2008年1月14日 - 2009年10月21日)。
来歴=
1939年、日本の委任統治下にあった南洋諸島のマジュロから北北西へ約300km離れたウォッジェ環礁に生まれる。
1961年に公立小学校(エレメンタリー・スクール、8年制)の教師となり、1973年まで続けた。
その内、1965年から1969年までは、ウォッジェの市長を兼職した。
1974年、信託統治下におけるマーシャル諸島地区の住民議会選挙に出馬し当選する。
この当時、マーシャル諸島は、アメリカ合衆国が管理・統治する「太平洋諸島信託統治領」を構成する6地区の1つであった。
アメリカ合衆国は、この6地区を「ミクロネシア連邦」として独立させる意図で、1976年からサイパンにおいて憲法制定会議を開いた。
リトクワ・トメインは、マーシャル地区代表の1人として、この会議に出席した。
しかし、完成した憲法案は、1978年のマーシャル地区における住民投票で否決され、これ以降、地区単独での独立を目指すことになる。
トメインは、マジュロで引き続き開催されたマーシャル諸島の憲法制定会議にも参加し、できあがった憲法は住民投票による賛成とアメリカ合衆国の承認を経て、1979年5月1日に発効し、自治政府が発足した。
1979年11月に行われた議会選挙でも当選し、これ以降、憲法に基づいて4年毎に行われる選挙に連続再選しつづける。
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リトクワ・トメインさんが亡くなってから、4年と40日が経ちました。(1501日)