エドモンド・カートライトEdmund Cartwright
発明家、実業家、牧師[イギリス]
1823年 10月30日 死去享年81歳
エドモンド・カートライト(Edmund Cartwright, 1743年4月24日 - 1823年10月30日)は、イギリスの牧師、実業家、発明家。
特に自動織機(力織機)の開発で名高く、イギリスの産業革命に貢献した。
兄弟に海軍軍人で急進的な改革派政治家だったジョン・カートライト大佐、貿易事業者でラブラドル半島を探検したジョージ・カートライトがいる。
生涯=
イギリスのノッティンガムシャーの旧家の家柄に生まれる。
ウェイクフィールドのクイーン・エリザベス・グラマー・スクールで学び、1766年にオックスフォード大学ユニバーシティ・カレッジで学び、同モードリン・カレッジを卒業した。
牧師
以後40代頃までイングランド国教会の牧師を生業とする。
牧師時代の1770年には詩集「Armine and Elvira」、1779年には「平和の王子」を出版した。
1779年レスターシャーのゴードビーマーウッドの教区牧師となり、1783年にはリンカン大聖堂の受禄聖職者となった。
しかし発明家として知られるようになり、1806年に名誉神学博士を授与された。
従軍牧師として、ジョン・ラッセル公爵の邸宅ウォバーン・アビーで公爵息子(のちのイギリス首相ラッセル伯爵)の教師も務めた。
発明家
カートライトのロープ製造機
1785年にリチャード・アークライトの水力紡績機の特許が失効し、マンチェスターに綿糸が多く出回った。
それ以前から織機が不足したためカートライトは1784年に力織機を設計しはじめ、1785年に力織機の基 ……
エドモンド・カートライトが亡くなってから、201年と22日が経過しました。(73437日)