ジョン・グッドイナフ 氏John Bannister Goodenough
物理学者[アメリカ]
2023年 6月25日 死去享年102歳
ジョン・B・グッドイナフ(英: John Bannister Goodenough, 1922年7月25日 - 2023年6月25日)は、アメリカ合衆国の固体物理学者。
テキサス大学オースティン校教授(機械工学、材料科学)。
リチウムイオン二次電池開発の第一人者として知られるほか、金森順次郎と共にグッドイナフ-金森則(Goodenough-Kanamori rules)を発見した。
人物=
父親のアーウィン・グッドイナフはイェール大学の宗教学者。
ヴァイマル共和政時代のドイツ国イェーナで生まれ、アメリカ合衆国コネチカット州のニューヘイブン近郊で育つ。
イェール大学で数学を専攻し、1944年に卒業。
第二次世界大戦後に軍隊に召集され、除隊後、シカゴ大学大学院に進学。
1952年に物理学の博士号を取得した。
2019年、リチウムイオン二次電池開発の功績により、スタンリー・ウィッティンガム、吉野彰と共にノーベル化学賞を受賞。
97歳での受賞はノーベル賞史上最高齢であった。
最晩年はテキサス州オースティンにある介護付き生活施設にて過ごし、2023年6月25日に満100歳で死去した。
文化人類学者のワード・ハント・グッドイナフは兄。
経歴=
1951年 - ウェスティングハウス・エレクトリック研究技術者
1952年〜1976年 - マサチューセッツ工科大学リンカーン研究所研究員
1976年〜1986年 - オックスフォード大学教授、同無機化学研究所長
1986年〜2023年 - テキサス大学オースティン校教授
役職=
全米技術アカデミー会員
フランス科学アカデミー会員
……
ジョン・グッドイナフさんが亡くなってから、1年と172日が経ちました。(537日)