ポル・ポト 氏Pol Pot
政治家、独裁者[カンボジア]
1998年 4月15日 死去享年62歳
ポル・ポト(クメール語: ប៉ុល ពត, ラテン文字転写: Pol Pot, 1925年5月19日 - 1998年4月15日)は、カンボジアの政治家、共産主義者、独裁者。
民主カンプチア首相・カンボジア共産党中央委員会書記長を務め、クメール・ルージュの精神的指導者であった。
カンボジアの国内で知識人や旧体制の指導者への迫害や虐殺などを主導したことで知られる。
本名はサロット・サル(クメール語: សាឡុត ស, ラテン文字転写: Saloth Sar)だが、ポル・ポトは自身がサロット・サルと同一人物であると公式に認めたことはない。
しかし、サロット・サルの兄弟のうちポル・ポト政権下を生き延びた3人の1人ロット・スオン(Roth Suong)は、「ポル・ポト=サロット・サル」と述べている。
通称は「一の同志」、「コード87」、「バン・ポー(年長者)」などがある。
生涯=
生い立ち=
サロット・サル(以下「ポル・ポト」という。
)は、フランス領インドシナのプレク・スバウヴ(現在のカンボジア王国コンポントム州)で生まれ育った。
父の名はペン・サロット(Phen Saloth)、母はソク・ネム(Sok Nem)。
ペン・サロットは12ヘクタールの土地(9ヘクタールの水田と3ヘクタールの農園)と水牛6頭を所有し、2人の息子と養子にとった甥たちなど約20人で水田を耕作していた。
使用人は雇っておらず、収穫期は村人同士で手伝って作業した。
収穫量は年平均で籾6トンで、20以上の家族を養える量だった。
……
ポル・ポトさんが亡くなってから、26年と223日が経ちました。(9720日)